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施設紹介

眼科疾患・手術

網膜硝子体疾患

黄斑円孔

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どんな病気

視力に重要な黄斑部に孔が形成される疾患です。加齢によるものが多く、中高年者の0.1%程度に発症します。女性の方が、男性の2倍多く発症し、強度近視眼の場合は発症率が高いと報告されています。孔が開いてしまうと、視力低下や歪視を自覚します。

眼底写真(手術前)
黄斑円孔(白矢印)を認める

OCT画像(手術前)
黄斑円孔を認める

眼底写真(手術後)
黄斑円孔は閉鎖(白矢印)している

OCT画像(手術後)
黄斑円孔は閉鎖している

治療

自然に閉鎖することはあまりなく、基本的には手術加療が必要です。また、円孔閉鎖のために、診断がつき次第、比較的早期の手術を推奨しています。

手術

硝子体手術を施行します。年齢次第で白内障手術を同時に施行することがあります。ガスを充填するため、術後に伏臥位が必要となります。

予後

視力や歪視は術後数週間から数ヶ月かけてゆっくりと回復していくことが多いです。初回円孔閉鎖率は95%程度と言われており、円孔非閉鎖または再開通の場合は、再手術が必要になることもあります。

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