眼科疾患・手術
眼瞼・眼窩・涙道疾患
まぶたの自由診療について
当院では、まぶたの病気について、眼形成専門医師の診察にて適応を確認した上で、自由診療にも対応しています。
手術の料金については、医師の診察の際にご説明させていただきます。
また、他院自由診療手術後の痛み、ひきつれ、瘢痕などの診察・ご相談をご希望の場合は、自由診療となりますので30分11,000円(税込)の費用が発生します。ご予約時にお申し出ください。
なぜ自由診療なのか?
まぶたの手術は、眼瞼下垂による視機能低下や内反症による角膜障害などの機能改善を目的にした場合に、保険診療が適応されます。
しかし、手術で扱うのは大事な目元であり、整容的な側面を多く含みます。そのため、「せっかく手術をするなら綺麗にしたい」「二重を綺麗に作りたい」「こんな感じの目元にしたい」という希望をお持ちの患者さんが少なからずおられます。
保険診療の手術においても整容面の配慮は行なっていますが、保険診療では以下の制約があります。
術式の制約
保険診療では、上のまぶたと下のまぶたの同時手術は認められておらず、別の手術日を設ける必要があります。また、若年者の眼瞼下垂手術(先天性眼瞼下垂をのぞく)や、内反症手術への内眼角形成術併用も保険診療に制限があります。また、希望の見た目を目指すためには術式をいくつも組み合わせる必要があり、保険の枠をこえてしまうことがあります。
手術回数の制約
保険診療は1回の手術で完結することが前提となっており、整容を目的とする修正ができません。 自由診療では、重瞼の形状については修正を適宜行い、ご自身の理想の形に近づけることができます。
自由診療手術後の修正の制約
美容手術は視機能にも大きく影響を与える可能性があり、実際に、術後に開瞼障害、睫毛内反症、眼瞼後退などの合併症を抱えて医療機関を訪ね歩く患者さんが数多くおられます。しかし、保険診療では自由診療手術の修正を行うことはできません。
当院では、そのような患者さんの要望にお応えできるよう自由診療に対応しております。
当院における自由診療手術(まぶた)の決まりごと
手術費用には以下のものが含まれます。
・初回手術費用
・初回手術から1年後までの術後診察費用と修正手術費用
・手術に関する術後の内服や点眼
手術費用には以下のものは含まれません。
・手術と直接関連しない眼科疾患の治療に関する診察費用
・術後投薬以外の薬剤費用
・初回手術から術後1年以上経過した後の診察及び手術費用
手術枠を多めに確保している都合上、手術申込時に、手術費用の一部を前金としてお支払いいただいています。
人間の身体ですので、100%の理想を実現するのは困難であることをご理解ください。
それに近づけるための話し合いや修正手術などの手間はおかけします。
時間の対価としての費用であり、結果に満足できないことによる返金は致しかねますのでご了承ください。
自由診療手術(まぶた)の適応や料金については、医師の診察の際にご説明させていただきます。